【東京都江戸川区】屋上ウレタン防水工事|雨漏りを根本から防ぐための通気緩衝+2層仕上げ施工事例
| 施工地域 | 東京都江戸川区篠崎 |
|---|---|
| 建物種別 | 鉄骨造3階建て住宅 |
| 築年数 | およそ20年 |
| 工期 | 12日間 |
| カラー | グレー系防水仕上げ |
| 施工内容 | 屋上ウレタン防水工事(通気緩衝+2層+トップコート) |
施工前の状態
屋上全体に経年劣化が進行しており、既存のシート防水には以下のような症状が見られました。
- 防水シートの表面劣化(艶引け・汚れ固着)
- 既存シールの劣化による“端部の切れ”
- 機械固定ディスク周辺の汚れ・軽度の浮き
- 排水の流れが悪く、水が滞留しやすい状態
このまま放置すると、
内部への雨水浸入 → 下地腐食 → 室内漏水 → 大規模修繕
へとつながるリスクが高い状態でした。


施工前点検では、
- 打診調査
- 勾配確認
- 既存防水の密着状態
- 排水ドレンの劣化チェック
などを行い、改修が必要なレベルであると判断しました。
お客様のお悩み・相談内容
お客様からは以下のご相談をいただきました。
お客様のお悩み
- 大雨の後に天井へシミができ始めた
- 何度か応急処置したが改善しなかった
- 長く安心できる防水工事がしたい
- 住まい全体の劣化が心配でプロに相談したい
特に「小さな雨漏りが本格化しないか」という不安が強く、今回の工事をご依頼いただきました。
診断結果(プロが見た問題点)
職人目線で診断すると、以下の点が大きな問題でした。
- 既存シートが経年で硬化し、密着力が低下
- ディスク固定部周辺の汚染 → 雨水侵入の可能性
- 排水口(ドレン)周りの劣化が顕著
- 小さな浮きや膨れの前兆が複数あり、湿気が抜けにくい状態
特に、内部に湿気が溜まりやすい構造のため、一般的な密着工法では再劣化が早いと判断しました。
施工プランの提案(なぜこの工法?)
今回採用した工法は、ウレタン防水「通気緩衝工法」+脱気筒設置です。
◆この工法を選んだ理由
- 内部の湿気を逃がす → 膨れの再発を防止
- 既存防水を撤去せず施工可能 → コストを抑えられる
- 複雑な形状の屋上にも柔軟に対応
ウレタン2層で十分な膜厚が確保できるFRP防水と比較すると柔軟性が高く、屋上のように面積が広い場所では“防水ムラが出にくい”のもメリットです。
施工の流れ(工程写真つき・詳細)
高圧洗浄・下地補修
屋上全体の汚れ・ほこり・旧塗膜の粉化物を徹底的に除去。密着性を高めるための最重要工程です。
下地補修では、ひび割れ補修や端末シールの打ち替え、ディスク周辺の補強、立ち上がり目地の補修まで細部を丁寧に整え、雨漏りリスクを最小限に抑えています。
プライマー塗布
下地と通気シートを確実に密着させるため、専用プライマーを均一に塗布します。
通気緩衝シート貼り・脱気筒(改修ドレン)設置
膨れ防止の要となる通気シートを、平場全体に貼り込みます。細かな気泡もしっかり逃がすように施工。
内部に溜まる湿気を外に逃がす“呼吸口”として重要なパーツ。雨漏りしやすいドレン周りもしっかり改修します。
ウレタン防水 1層目
ローラーで均一に塗り広げ、しっかりと必要膜厚を確保。

ウレタンは隅々までしっかり入り込み、塗膜に一切の切れ目がありません。
平場全体も均一に濡れ色が出ており、下地が透けない十分な厚みが確保された理想的な仕上がりになっています。
ウレタン防水 2層目
防水性能の核となる仕上げ層。
1層目を乾燥させた後、さらに厚みを持たせて施工。

鏡面のように美しい光沢が広がり、表面にはムラがなく“完全な平滑性”が保たれています。
さらに、立ち上がり部分と平場が一体化するように丁寧に仕上げられており、防水層として理想的な状態になっています。
トップコート仕上げ
ウレタンを紫外線から守る保護塗料を全体に塗布。



光沢・膜厚・密着が整った美しい仕上がりに。

トップコート後の屋上は、明るいグレーが均一に反射し、ローラー目も整ってムラや塗り残しがありません。さらに、隅部や支柱まわりまで丁寧に塗布され、防水層が切れ目なく仕上がっています。
施工後の状態
施工後の屋上は、新築同様の美しい平滑面に生まれ変わりました。



▽耐久性の向上ポイント
- 標準値以上の膜厚で強靭な防水層を形成
- 脱気筒により内部の湿気が逃げる構造 → 膨れゼロへ
- 雨だまりがなく排水性が明確に改善
- トップコートにより紫外線劣化を大幅軽減
- 今後10年以上の防水性能を期待できる状態
お客様の声
「雨漏りの不安がなくなり、ようやく安心して暮らせます。施工中も細かく説明してくれて、工事の進み方もよく分かりました。屋上がこんなに綺麗になるとは思いませんでした。」
担当職人のコメント
今回の現場では、既存防水の劣化が進行していたため、特に下地補修・通気シート・脱気筒を入念に施工しました。
ウレタン防水は「どれだけ均一に膜厚を作れるか」で性能が大きく変わります。
1層目から2層目、トップコートまで丁寧に仕上げ、10年、15年と長持ちする防水層を意識して施工させていただきました。
遮熱トップコート採用で快適性と防水層の寿命を同時に向上
今回の現場では、仕上げ材として「トップコート遮熱」をご選択いただきました。
遮熱タイプのトップコートは、通常のトップコートと施工工程は変わらず、材料を遮熱仕様へ切り替えるだけで、表面温度の上昇を大幅に抑えられるのが大きな特徴です。
遮熱トップコートは、太陽光の赤外線を反射する特殊顔料が配合されており、
屋上やベランダの温度上昇を抑制
防水層の熱劣化を軽減
室内環境の快適性向上
省エネ効果にも寄与
といったメリットが期待できます。
「通常の防水工程はそのままに、仕上げのトップコートだけで熱対策ができる」ため、コストを抑えつつ建物の耐久性を高めたいお客様にも非常に人気の工法です。
当社では、建物の用途や日当たり、既存防水の状態を踏まえ、遮熱トップコートを含む複数の仕上げ方法をご提案しております。

