施工事例

【埼玉県川口市】外壁沿い庇(ひさし)の波板交換工事|劣化・割れ・雨漏りを防ぐポリカ波板への張り替え施工事例

施工地域 埼玉県川口市
建物種別 戸建住宅
外壁沿いの庇(窓・勝手口・通路上)波板屋根
工期 1日
施工内容 既存波板撤去+下地確認+ポリカ波板交換+押さえ金物取付+防水コーキング

劣化が進行した庇(ひさし)波板屋根|職人目線で見た現状

今回の現場は、外壁に沿って設置された細長い庇(ひさし)形状の波板屋根でした。

窓や勝手口、通路上を雨から守る役割を担う重要な部位ですが、長年の使用により以下のような劣化が確認されました。

  • 波板全体にたわみや反りが生じ、屋根材としての強度が低下している
  • 固定ビスまわりが緩み、強風時に外れやすい状態になっている
  • 紫外線の影響により、波板素材そのものの劣化が進行している
  • 風が吹くと波板がバタつき、音鳴りや振動が発生している
  • 雨天時に雨音が大きく、隙間から雨水が入り込む恐れがある

特に庇部分は、直射日光・雨・風を直接受け続ける環境のため、屋根材の中でも劣化スピードが早い傾向にあります。

見た目以上に「防水性」「安全性」に関わる部分のため、早めの交換が必要な状態でした。

お客様のお悩み・ご相談内容

5つの劣化のサイン

古くなった波板が割れそうで不安

紫外線劣化が進むと、ちょっとした衝撃や強風で割れ・飛散のリスクが高まります。

雨の日にポタポタ音がして気になる

固定部や端部の隙間から雨水が回り込み、雨音や水滴が発生しやすくなります。

風が強い日に波板がバタつく

ビスの緩みや波板の反りが原因で、バタつき・音鳴りが起こりやすくなります。

外壁塗装と合わせて、庇まわりもきれいにしたい

付帯部まで整えると、外観の印象が一気に引き締まり、仕上がり満足度も上がります。

できるだけ長持ちする材料に替えたい

耐候性の高いポリカ波板へ交換することで、劣化スピードを抑えやすくなります。

「外壁がきれいになるなら付帯部分もきちんと直したい」

というお考えから、波板屋根の交換工事をご提案しました。

診断結果(プロが見た問題点)

現地調査の結果、以下の点が問題と判断されました。

既存の波板が耐用年数を超えており、素材そのものの劣化が進行している

固定ビスの効きが弱く、強風時に波板が外れる危険性がある

波板の端部から雨水が入り込みやすく、雨漏りにつながる恐れがある

部分的な補修では根本的な改善にならず、再発する可能性が高い状態

そのため今回は、部分補修ではなく「全面交換」を行い、耐久性と防水性を根本から改善する方針としました。

施工のこだわり

1. 外壁・付帯部を傷めない慎重な撤去作業

庇波板は外壁に密接しているため、撤去時に外壁や金物を傷めないよう慎重に作業を進めます。

2. 下地状態の確認と再利用

既存の鉄骨下地は状態を確認し、歪み・腐食がないことを確認したうえで再利用。

不要な解体を行わず、建物への負担を最小限に抑えました。

3. ポリカ波板による耐久性向上

新しい波板には、耐候性・耐衝撃性に優れたポリカーボネート波板を採用。

塩ビ製と比べ、長期間安心して使用できる素材です。

施工の流れ|下地確認・張り精度・防水処理まで、職人が重視した工程

① 施工前調査(採寸・金具規格確認・下地チェック)

波板交換工事に先立ち、庇(ひさし)の奥行きや長さの採寸、波板の規格・重なり代、固定ビスや金具の状態、下地フレームの劣化有無を事前に確認。

施工後に浮き・ズレ・雨水侵入といった不具合が起きないよう、仕上がりと耐久性を左右する重要な調査を行いました。

② 既存波板の撤去

既存の波板を1枚ずつ取り外し、固定ビスや押さえ部材もすべて撤去します。

外壁や下地を傷つけないよう、手作業で慎重に進めました。

② 下地確認・清掃

波板撤去後、鉄骨フレームの状態を確認。

ゴミや汚れを除去し、新しい波板をきれいに設置できる状態に整えます。

③ 新規波板の仮合わせ

新しいポリカ波板を設置位置に仮置きし、

  • 重なり寸法
  • 勾配
  • 外壁との取り合い

を確認します。

この工程で仕上がり精度が決まるため、非常に重要な作業です。

④ 波板の本固定(専用ビス止め)

仮合わせ後、波板専用ビスを使用して本固定を行います。

ビスは波の山部分に適正ピッチで配置し、締めすぎによる割れを防止。風圧・雨荷重にも耐えられる固定方法です。

⑤ 押さえ金物の取り付け

軒先・側面に押さえ金物(見切り材)を取り付け、波板の端部をしっかりと固定。

見た目の美しさと、風・雨の侵入防止を両立させます。

⑥ コーキングによる防水処理

外壁取り合い部や金物の継ぎ目にコーキングを充填し、防水処理を行います。

雨水が入りやすいポイントを重点的に処理し、雨仕舞いを完成させます。

⑦ 施工後の状態・仕上がり確認

最後に全体を確認し、

  • 波板の浮き・ズレがないか
  • ビスの締まり具合
  • 金物の通り
  • コーキングの仕上がり

をチェック。

明るく、すっきりとした庇屋根に生まれ変わりました。

お客様の声

「古くて不安だった波板がきれいになり、雨の日も安心できるようになりました。外壁と一緒に見た目も整って、家全体がスッキリした印象です。」

担当職人のコメント

庇(ひさし)の波板屋根は、見落とされがちですが雨・風・紫外線を直接受ける重要な付帯部です。

劣化を放置すると、雨漏りや強風時の事故につながる恐れもあります。

今回の川口市の現場では、

  • 下地(フレーム)の状態に問題がないか
  • 波板の張り精度が均一で、浮きや歪みが出ていないか
  • 防水処理(コーキング・取り合い部)の仕上がりに不備がないか

最後まで一つひとつ丁寧に施工しました。

外壁塗装と同様、「下地と納まり」が耐久性を左右します。

これからも安心して使っていただけるよう、職人として責任ある施工を心がけました。

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